よそウサ『気ままに』ブログ始めました♪

40代後半のオバハン(オッサン化してます)気ままに書くブログ

私は、なんちゃってほぼデザイナーvol.01

私が印刷業界のデザイナーになった頃は

パソコンなど無かったころ。

ちょうど一番最初に勤めた印刷会社が

Power Mac8600だったかな?を購入した時。

私はちょっと貴重(?)な、手作業もPCでも

印刷のデザインが出来る人。

一番最初に入った印刷会社は『誤採用』から

始まったご縁でした。私と同期の女性は

入社した時からホームセンターのチラシの

仕事専門で一日目から印刷のノウハウを

叩き込まれていましたが、私は誤採用の為

ひたすらロットリングというペンで『線』を

描く練習をさせられていたのを

昨日の事のように覚えています。

でも、私は『デザイン科』出身。このペンの

使い方や描き方は叩き込まれているので

苦でもなく淡々と黙々とやってました。

でも、今思えば、この誤採用がよかったと

思っています。なぜか?それは…

いろんな仕事を出来る様になったから。

チラシ専門で採用されると、寝ても覚めても

『チラシ』を作る。スーパーやホームセンター

のチラシになると1週間に2本以上折込するので

他の仕事はする暇がありません。

専門が無かった私は、チラシやら、ラベルやら

箱、看板、包装紙、冊子、記念誌、案内状、

メニューやPOP、印鑑となんでもやらされる。

そんな日々を過ごしていたら…Macも触れる

ようになり、IllustratorPhotoshopは当たり前

になって入社2年目にして、その印刷会社が

していた仕事に全て関わるようになってました。

そして、会社にいる全てのスタッフと仲良く

してもらえるようになっていました。

分からない事は、製版部の人だろうが、

印刷部の人だろうが、製本部の人だろうが、

質問をしに行き、

時には怒られて、時には泣かされ仕事を

教えてもらっているうちに、年配の女性集団に

お茶に誘われたり、他の部署の飲み会に

誘われたりする様になりました。

そこで知ったのは、印刷会社の中では

部署と部署の間に大きな溝がある事でした。

最初、質問しに行った時に変な対応されたり

無視されたりしていたのは、この溝のせいなんだ

と気がついた時、なんだか悲しくも悔しく

思ったのです。そこで私がした事は、

毎日、元気に明るくどの部署の人たちとも

『お話』をしようと心がけました。

つづく…